紅葉のラリーデイ2010
 自転車さんぽ◆吉賀水源探索ラリー

2010/11/13(
  •   
場所
内容
カテゴリ THT26
受 付
〜 9:30
ルール説明
9:45 〜
競 技
10:30 〜 13:30 (14:00で失格)
表彰式
14:30 〜
費 用 大会参加費:個人1,000円(保険代込み)
選 手
もりもり    やんにし
辿った順路


温泉



「むいかいち温泉 ゆ・ら・ら」


 島根県鹿足郡吉賀町有飯238-2
結果

やんにし執筆

3ヶ月振りのイベント

 自転車さんぽ連戦モード!!
 もりもりと一緒に、六日市の道の駅までやってきた。
 やっぱり、仲間と一緒に走るのは楽しいねー。

 山間部なので冷え込みを覚悟したが、そこまでじゃなかった。ただ、瀬戸内側は行楽日和って言ってたけど、ここは曇ってた。
 「知らない町えー♪行きたーいーー♪」
 って、ヒロシゲキャノンボールライド250のコースをかすめるので、全く知らない土地じゃないけど、やっぱ知らない町のTHT26は面白い(そろそろ柳井飽きた…)

 うーんと、一応説明しとくか。自転車さんぽとは。

 正式な競技名は、THT26(トレジャーハントツーリング26)。半径5〜10kmの一定の地域にちりばめられた26箇所のトレジャーポイント(以下TPと略す)と呼ぶチェックポイントのうち、参加者が最も立ち寄りそうにない8箇所を当てるという運と頭脳と地図読力を競うゲーム。
 ポイントが曖昧に書かれた地図と、各ポイントの写真、そして実際にその場所に行かないとわからないような3択クイズが書かれた用紙をわたされスタートする。
 最低8箇所のTPに訪れれば、とりあえずゲームが成立する。近場を廻れば小学生でも参加可能。運のゲームなので優勝も夢じゃない。
 じゃあ、力自慢は得しないのかと言うとそうでもない。8箇所を超えるTPを巡った場合、0.1点/TPが与えられる。これを余剰ポイントと呼ぶ。僅差の勝負となったときはより多くを巡った者が有利。 それに、多くのTPを廻れば申告するTPの選択子も広がるので有利だ。
 ゴールには制限時間が設けられ、所定の時間を過ぎると減点され30分以上遅れると失格。ゴール時刻は解答用紙を提出した時点となる。 8個所の場所選びが勝負の鍵なので、時間に余裕を持って帰ってこよう。途中、昼食をとるならそのときに少し整理しておくと良い。

 スタート。
 とりあえずセオリー通り逆回りで回ることにした。
 ポイントはA〜Zまで。地図には推奨順路が書かれてあり、比較的車が少ない安全な道が推されている。たいがいABCの方向に矢印が書かれてあるので、 初心者は順周りする傾向にある。逆側を回りきれない人が出やすくなり、そっちのポイントの方が得点が高くなる可能性が高い。 ただしリスクもある。場所のわかり難いポイントは文章でヒントが書いてあるんだが、逆周りだと目印が見えなかったりすることもあり無駄に時間を食ったりする。常連Playerが取る作戦だ。

 遊歩道と言われている道を走る。なんとなく軌道跡っぽい。「この辺で廃線になった鉄道ってあったけな?」 地元の方に聞くと、旧岩日線(現錦川清流線)の未成線区間(幻の岩日北線)らしい。錦駅からここを通って山口線日原駅まで通じるはずだったが計画は中止。 Yポイントの先には日の目を見なかった六日市トンネルがあり、入り口はフェンスで塞がれていた。ちなみにデパール(仏語で出発点の意)の六日市道の駅敷地は、岩日北線六日市駅となる予定だったらしい。

 Lポイントのピザ屋。番犬らしき柴犬が完全服従のポーズ。昼飯ポイント決定
 玄関左の体重計なみの大きさを誇る台秤がクイズの答え。



 この足りには、うえに水槽が設けてある小さな塔をたくさん見かける。山から引いた水を一旦塔の上にため、そこから各家庭に水を配る仕掛けのようだ。 水圧を確保するため、塔になっているらしい。

 牧場まで来た。ここでアイスクリームを食す。ほてった体にちょうど良い。
 食べ終わると食堂で昼食を取るライバル達がちらほら。古代米定食とかあったらしい。見逃した。



 途中ミスコースして、イノシシよけの策を越えたり。

 国道の脇を枯れ川が走る。
 この辺りの地形は、河川争奪地形というらしい。
 枯れ川は高津川の源流。かつて高津川は広島県境まで延びていたらしいのだが、錦川支流の宇佐川が侵食を繰り返すうちに端が高津川にまで達し、高津川の上流を奪いさってしまったというのだ。 水源を奪われた高津川の源流は、枯れ川同然になってしまったということらしい。
 地質学的時間を遡る壮大なドラマがそこにあった。

 もりもりが叫ぶ。
 「ね、姐さん、なんでこんなところに!!」
 違う。落ち着け。あれは鬼瓦だ。
 鬼面の鬼瓦って、まんまじゃん



 CBR250のときは疲れてて気にも留めなかったが、六日市交差点のそばにこんな記念碑があったんやね。
 こういう再発見的驚きは、自転車さんぽの醍醐味だね。

 終了10分前に道の駅に戻った。どうも俺達が最後っぽい。柳井ではいつも制限時間に間に合わない人がいるもんだが、六日市の皆さんは堅実なのね。
 もりもりあまり考えずに速攻提出。同点の場合は先にゴールした方が勝ちなので、何も考えずに出すと言うのもアリ。結局は運だから。
 もう、やんにし以外だれもいないので制限時間いっぱいまでゆっくりポイント選び。今回はあんまし自信なし。

 参加賞のソフトクリームを震えながら完食。
 表彰式、結果は?
 おしい、もりもり2位。やんにしは9位とまたも中途半端な結果に。
 もりもりはEx賞をGet。賞品が余ったのでやんにしもおまけにあり付く。


 Lポイントのピザ屋「ドメニカーナ」で、もりもり、オーガナイザーのイシマル氏と遅い昼食。
 野菜も自家製だったりするみたい(よって、マルゲリータは夏季限定)。
 鮎パスタや、鮎ピザもあるらしい。次回はそれ行ってみよう。



 番犬になってない看板犬の柴犬と戯れ解散。

 やんにしは独り道の駅に戻り温泉に浸かって疲れを取った。帰りの中国道、めちゃ眠かった。。
 吉賀町最高。土曜開催ってのも明日を気にせず遊べるのでイイ。また来たいね。


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