場所 |
スタート
ゴール |
||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
内容 |
|
||||||||||
宿 | アートホテルズ大森 東京都品川区南大井6-19-3 |
北の180度折り返し地点、大集団。
ツアーオブジャパンの最終ステージである、東京ステージを見に大井ふ頭へやって来た。
日本で開催されるステージレースでは、最高格付のレース。アジアだけでなく、ヨーロッパの有名チーム/選手がやってくる。
前日の伊豆ステージで、タブリーズペトロケミカルチームの破壊的な逃げがあり、半数近くが周回遅れで失格。44人の出走となっている。
失格した選手の中には、フィリッポ・ポッツァートが含まれていた。彼の走りを見ることができないのは残念だ。
残り9周、3人の逃げが決まる
大森に宿を取っているやんにし。スタート地点には向かわず、徒歩で小周回コースの大井ふ頭へと向かった。
ちょっとゆっくりし過ぎたか。レースは、すでに中盤に入ろうとしていた。
集団はタブリーズペトロケミカルがコントロール
大井ふ頭の1周7kmの周回コースを14周回する。
インホン・ヤング(OCBCシンガポール)の飛び出しに、追走のホセ・ビセンテ(Team UKYO)とダミアン・モニエ(ブリヂストン・アンカー)が合流し、3人の逃げが決まる。
逃げるヤング、ビセンテ、モニエ
タイム差は、一度20秒差まで縮まったものの、モニエの頑張りで、再び差が広がり始める。
タブリーズペトロケミカルが続けてコントロール
チームサポートカーの隊列
ゴール前にある特設ビジョン
モニエの奮闘で最大45秒差まで広げる
残り5周、逃げと集団の差は45秒まで広がった。
集団の牽引にランプレが加わる
集団は、スプリンターを抱えるランプレ・メリダと、総合ジャージのポルセイエディゴラコールを含むタブリーズペトロケミカルが協調してペースをコントロールする。
残り一周。逃げるヤング、ビセンテ、モニエ。
差は約10秒、最終周回へと入った。メイン集団からルーラ共が飛び出すも、ランプレがペースを上げ逃げを許さない。
追う手段。タイム差は10秒に。
集団が先頭3名を飲み込んだ。
残り5km、集団が逃げの3名を飲み込んだ。
残り800m
集団は、ゴールスプリントに向かってスピードを上げ、一列棒状に。
集団ゴールスプリンへ。
主導権争いをする各チーム。
最後に、パリーニ(ランプレ・メリダ)がボニファツィオを牽引し、ゴールへと雪崩れ込む。
残り200m、ポイント賞ジャージのグレガ・ボーレ(ヴィーニファンティーニ・NIPPO)を抑え、ボニファツィオが最初にゴールへ飛び込んだ。
フラムルージュ。ゴール1km前の赤い三角形
ゴールの横断幕
司会は、白戸次郎
表彰式。司会は、場内実況も務めていた、ご存知白戸太郎氏。(お父さん犬ではありません)
プレゼンターは、橋本聖子議員。
ステージ優勝のニッコーロ・ボニファツィオ(ランプレ・メリダ)。
プレゼンターは、最近強制キス報道でお騒がせの橋本聖子議員。
総合優勝は、ポルセイエディゴラコール
総合優勝のミルサマ・ポルセイエディゴラコール(タブリーズペトロケミカル)。
前日の積極的なアタックで、ボーレからジャージを奪い取った。
ポイント賞は、グレガ・ボーレ
ポイント賞はグレガ・ボーレ(ヴィーニファンティーニ・NIPPO)。
前日のステージで、他のチームメート全員がタイムアウトになり、今日は丸裸での戦いだった。
新人賞と山岳賞は、ヒュー・カーシー
新人賞と山岳賞の2ジャージに袖を通した、ヒュー・カーシー(ラファコンドールJLT)。
今後、レースシーンで彼の名を耳にするのではないだろうか。
TVで見るような有名選手は居ないものの、チームによって統制されたレースは、TVの向こう側で行われている世界のレースそのものだった。