Team YABAI

第15回サイクルマラソン阿蘇望

場所
外輪山・阿蘇山一帯 熊本県阿蘇地方
観光

 大黒ラーメン
  熊本県熊本市高平1-1-14
宿

 ホテルグリーンピア南阿蘇
  熊本県南阿蘇村久石4411-9


 地獄温泉 清風荘
  熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽2327
カテゴリ グランフォンド
クラス Bコース(2峠の部)
参加者 やんにし
コース 距離:約73km

南阿蘇アスペクタ(標高 550m)
中松駅 (標高 420m)

草千里ヶ浜(標高 1,150m)

モーモーファーム(標高 520m)

箱石峠(標高 870m)
大戸ノ口 (標高 880m)
白川 (標高 360m)
南阿蘇アスペクタ(標高 550m) BコースGOAL
受 付  27() 14:00 〜 17:00    28() 6:40 〜 7:10
開会式  28() 7:20 〜 7:40
走行時間  28() 8:00 〜 16:30
費 用 大会参加費:5,500円/人(Bコース)
結果
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温泉

 久木野温泉・木の香湯
  熊本県南阿蘇村河陰3624

やんにし執筆

豪雨中止の危機から一転、天国阿蘇望

関門海峡。おっさんの二人旅。

 移動前夜、阿蘇地方を大豪雨が襲った。
 主催者発表「本日の雨で北阿蘇側の道路が完全に通行止めになりました。現在、Aコース後半部分のみで開催できないかどうかを検討中です。」
 昨年、死者も出た九州北部豪雨災害での大会中止を思い出す。
 「今年も中止だろうか?」

 もう明日の宿はキャンセルできないし、そもそも目的は温泉旅行で「阿蘇望はついで」ということで、明日のツアー決行が決まった。

 ほぼ定刻に出発。天気予報だと、熊本に入るまでは天気は大丈夫そうだ。
 予定より少し早めに、壇ノ浦PAでおやつ。

高原の宿で食べる、濃厚プリン。ウマし。
 阿蘇ICの一つ手前で高速を降り、今回、唯一の観光目的地大黒ラーメンへ。
 変わらぬ美味さ。焦がしニンニクがウマい。そして、臭い!!

 毎度渋滞のなか会場へ到着。前日受付を済ます。
 コース状況について聞くと「通行止めは全面解除され、道路状況も問題ないので通常コースで開催予定。ただし、明日の天候次第。」とのこと。

雲間から日差しが。予報に反してまだ雨降らず。
 まだ雨は降らない。が、観光中に豪雨に襲われてもアレなので、早々に宿へ直行。
 今年の前泊宿は、会場から数kmのグリーンピアに。

 ち、近い!!

 今年からスタートが1時間早くなったのだが、これだけ近ければゆっくり起きても大丈夫そう。

ディナーは、コース&ビュッフェ。
 明日に備え濃厚プリンを食し、温泉へ。

 そして夕食。濡れたタオルを持っているのを見つけたクロークが、すかさずビニール袋を持ってきてくれた。
 飯は期待してなかったのだが、コース料理+ビュッフェ取り放題ということ。これはかなり豪華。
 次々と運ばれるコース料理。欲張ってビュッフェ取り過ぎたと後悔する。

起床後、ゲリラ豪雨。しかし、開会式後は小康状態。
 食事後、やっと雨が降り始めた。TVで山口・島根で大洪水になってるのを見て唖然。
 明日の好天を信じ、温泉入りなおしてすぐ就寝。

 起床。小雨。温泉へ。戻ってくると雷&ゲリラ豪雨。その後、小雨に。

中岳へのつづら。下界の緑が眩しい。
 チェックアウト。朝飯時間前のため朝食を放棄していたが、お弁当を用意してくれていた。これが結構豪華でウハウハ。  「近いし、親切だし、高いけど来年も前泊ココでいいんじゃない?」

途中の茶屋前。一昨日の豪雨のせいか休業中。
 会場につくと雨はやんでいた。
 開会式、雨が降り始めたが傘を持っていたので濡れることは無かった。大会は予定通りのコースで行われるらしい。

 会場で、fuk@さんに出会ったが、雨の下りを心配して欠場を決められたようだった。

山は雲の中か?
 その後雨は再びやむ。マダム♂も乗り気では無いようだったが、ここまで来て、降るともわからない雨を心配してもしょうがないので、一緒に自転車組立てスタート地点へ。

 Aコースのマダムより、24分遅れてスタート。第一関門の草千里まで2時間半。ゆっくりマイペースで走る。

中岳からの下り。道路は乾いている。
 他の大会と日程が被らないよう、あえて真夏の過酷な時期に開催される阿蘇望。主催者自ら「地獄の阿蘇望」と呼ぶ。

 涼しい。曇り空、心地よい風、ほどほどの気温。かつてこんな快適な阿蘇望があっただろうか。「天国阿蘇望」そんな言葉が頭をよぎる。

ゴール。最後の坂が一番キツイ。
 草千里まで来た。雲の中。草原は全く見えない。

 80km/hでる下りを楽しみ、第一エイド。

 足もそうとう残っている感じがあったので、第2エイドの箱石峠以降、かなり攻めて走る。
 最後の下りで、二人に追いつかれ、そのまま国道の平坦路へ。時速40km前後の巡航になんとか食らいつき、最後の登りへ。

温泉といえば牛乳。山田さんちの牛乳、ウマし。
 この登りが一番きつい。標高も一番低く、お昼すぎで気温も最高潮。

 ボトルの水不足を不安に思いながら、なんとかゴール。
 Aコースのマダム♂は、予定通りここでリタイアし、僕を待っていた。1時間近く待ったらしい。

 よく冷えたブルーベリーを鷲掴みでバクバク食った。最高に美味かった。

隣の部屋との仕切りは、ふすま一枚。
 参加賞の久木野温泉へと向かう中、突然の雷雨。温泉に着いたら雨止んでる。今回、とことん雨を避けている。

 温泉で汗を流したら、今日の宿へ。
 ツアー最大の目的地「地獄温泉清風荘」。

 ここの一番安い部屋は、廊下だけでなく、隣の部屋との仕切りもふすまだけという、なんとも趣のある部屋。

地獄鍋。鴨と鹿の焼肉、そして、猪鍋。
 食事まで間があるので、温泉へ。ここの温泉はめちゃ硫黄臭い。先ほどの温泉と違って、ちょっと小汚い感じが、いかにも「温泉」って感じで良い。

 さあ飯、飯。地獄温泉名物の地獄鍋。脂の乗った鴨肉と赤身のヘルシーな鹿肉。鴨肉はしっかり焼き、滴る油で鹿肉をさっとレアで頂く。
 ウマい。そして、中央の鍋に猪肉を投入。味噌仕立ての牡丹鍋。

デザートもウマし。ソフトクリーム白玉ぜんざい
 腹いっぱいすぎる。
 今日の消費カロリーを軽くオーバー。
 そして別腹のデザート。コーヒーとあう。

すずめの湯。この小汚い感じが凄くイイ感じ。
 食べ過ぎと、疲れと、程よい酒で眠くなり。その日は、そのまま就寝。
 朝6時から、また温泉。

朝飯。卵3個。腹いっぱい。
 朝飯。一年で最もたくさん食べる日。
 新鮮な卵はカルシュームいっぱいでなかなか割れない。
 目玉焼きで1個、卵かけごはんでもう1個、おかわりでもう1個。朝から卵3個、コルステーロールなんか糞食らえってんだ。

人の車を久しぶりに運転。腕に力入り過ぎ。
 もう、腹いっぱい。

 最後にもう一回、温泉入って帰路に。

 途中、鳥栖の手前で前が見えないほどの大雨。しかも、すぐ近くに雷落ちたりと、最後に雨の洗礼を受けたが、それ以降晴れ間も見えて無事帰宅。
 今年は、天候を終始見方につけた。

 坂バカの皆さん、来年どう?



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