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一日目
一月掛けて綿密な計画を立てて望んだ北海道食い倒れスキーツアー。。。
しつれい、YABAI冬合宿。この合宿は、冬場のトレーニングとして企画された。
トマムといえば、北海道ではトップクラスの滞在型リゾートスキー場。鍛えられるのは肉体か!それとも胃腸&肝臓か?はたまたワンバンをお守するスキル(忍耐力)か?
まあ、高い金払ったんで、元とってこようということで、全員元気に出発〜。
みんな飛行機では爆睡。現地で騒ぐための鋭気を養う。
千歳空港の寒さはそれほどではなかった。もちろん、地元でこの寒さだと文句タレタレだが、ココではまたそれも旅の期待を膨らませる演出にすぎない。
特急に乗りホテル前の駅に降り立つ。どうやらこの時間に移動してきた団体はあまりいないらしい。
トマムリゾート内には、複数の建物が点在しているが、自分達が宿泊したのは西から2番目に位置するヴィラスポルトという建物だ。
初日はリゾート内の施設把握を主な目的とし、ナイタースキーは見送ることにした。
スポルト内の施設、他施設との位置関係を頭に叩き込んでいるうちに、すっかり日は落ち夕飯時である。本日最大の目的「カニ退治」に向かう我々。
目的地の「釧路漁港海鮮市場」へ向かう。
※ 2008年現在、釧路漁港海鮮市場はありません。別のお店になってます。
ここは、時間無制限カニ食い放題という夢のカニ天国。開店前から並ばないと1時間待ちは当たり前と聞かされていたやんにし。
リゾート内循環バスを飛び降り、店の前まで猛ダッシュ。
待つこと20分開店です。「時間無制限食べ放題で、酒は別。」との説明をうけたみんな、
明日の早起きを考え酒は飲まない模様。
自分はちゃっかり「元旦無料サービス」の枡酒で景気づけ。
「さあ、カニどもめ。俺達が退治してくれるわぃ!」
行ってビックリ見てビックリ、そのカニの数たるや200杯以上!
「こんなに採ってカニは絶滅しないのか!」と心配になるほど。。
もう皆は食べる事に夢中でほとんど会話無し。
朝から晩まで肉しか食わないという噂のピーターも、
今日はカニ退治に大活躍。(なんでアルコール無しでここまで盛り上がれるんだ!?)
そして、本日のメインエベント、マグロの解体が始まった。マグロってデカイ。それ以上に包丁デカイ!
職人さんがあっというまに解体し、刺身&寿司へと姿を変えていた。(大トロ取り損ねた。。)
食っても食っても補充されるカニ。我々は重たい腹を両手で抱え、海鮮市場を後にした。
完敗だ!トマムリゾート恐るべし!
帰りはすぐにバスにのらず、スカイウォークという名のガラス張りの渡り廊下(結構寒い)を通り、
フォレスタモールへと足を伸ばす。「明日はココで飯食おう!」
バスに乗るが途中下車、ホテルアルファ本館を通って、アイスドームヴィレッジに入場(500円)。
そこは、氷と光のイリュージョン。氷のオブジェ・建造物にカクテル光線。
氷のドーム、寒過ぎる。ウェア着てこないとダメかも。
庭園の周りを走る犬ゾリの犬たち。
一周1kmちょい。2,000円。高すぎます。断念。
最後に水の教会によってプリクラ撮影。
(そういえば、あのプリクラどうしたっけ(^^;; ヒヤアセ)
明日の起床時刻を話合い、全員即行就寝。(なんたって、合宿ですから!)
ニ日目
?時起床(何時か忘れた)。北国の朝は早い。天気は快晴、日焼けしそうだ。
ヴィラスポルトは、リフトのまん前という最高の立地条件。一歩外に踏み出せば、そこはゲレンデだ。
板をレンタルするなんちゃってスキーヤーのピーターは、板を借りるためバスで別行動。
残りのみんなは、記念撮影もそこそそにリフトに乗りこんだ。
んーー、誰もいない! 贅沢すぎるぞトマムリゾート!
神様ありがとう、僕達にこんなゲレンデを用意してくれて。
しかし、くまちゃんは滑りが上手い、そして速い!。
出発前赤オニが「くまちゃんは真直ぐしか滑れないからなー」と言っていたが、
意味がわかった。直線的に下へ下へとキレた滑り。はやすぎる。追いつけない。
そのころ、ワンバンは去年の感が取り戻せないらしく、悪戦苦闘していた。
中級斜面を下りたらトマム名物ダラダラ緩斜面だ。
スケーティングで滑りぬくスキーヤーに比べて、ボーダーのはまきょんは大苦戦。
やはり、ここはボードは向いてなさそうだ。
ゴンドラ駅到着。待ちくたびれたピーターと合流。ゴンドラに乗り込んだ。
ゴンドラは、頂上まで行かない。
くまちゃんと「頂上制覇は明日にしよう。」ということで、初級者コースをみんなでGO!
出発前、「ピーター、スキーはできるの?」「大丈夫っス。」といっていたので安心していた。
だが、緩斜面でのボーゲンも怪しい。(大丈夫じゃないじゃん!?)
放射冷却で朝寒かったおかげで、木々が凍っている、綺麗だ。みんな大ハジャギだ。
遅れ気味のピーター。これは、レクチャーが必要そうだ。
しかし、今日はシュートスキーと決めていたやんにしとくまちゃん。
ここでくまちゃんが提案「この雪は長板で楽しまないと損だ!」
昼飯後は長板にはきかえる事に決定。二人は皆とわかれて中級者コブ斜面へ入った。
くまちゃん、コブ斜面も真直ぐだ!攻め方を変える気はない。やんにしは、ごま化しながらコブをなでなで、それでもアグレッシブに滑り降りた。
昼飯は混雑を避け少し早めにとることに。計画通りゲレンデのド真ん中にあるコンコでとることに。
ビーフシチューが美味かった。
3人を先にやり、長板に履き替え、昼からは高速リフトがある東側のコースへ移動した。
中継用の短いリフトを登ると、少しうえの方から下りてくる、3人が。「隠れよう。」
くまちゃんの悪巧みに乗っかり、隠れて見ていたが、様子が変だ。なかなか降りてこない。
どうやらピーター板が外れてつけられない様子、しかも2人は下の方、救出不可能だ。
みんなで一周して、ピーターを救出。
初級者脱出間近のワンバン、ボーダーのはまきょんに、ピーターを預けるのは無理と判断、
くまちゃん・やんにしのスキー教室開講。
今日はナイターも滑る5名。ところどころアイスバーン化してコワイ。そして、半端じゃなく寒い。
女性陣は先に帰らせ、男性陣でオーラスまで楽しんだ。
靴を預けていたピーターにつきあって、ゴンドラ駅まで行くと、ゴンドラ駅は閉店していた。(ToT)
疲れた体に鞭打って夕食のためにフォレスタモールへ。
「今日はどんぶりにしよう。」
ということで、余り期待せずに頼んだ幸福丼。これが大当たり。
イクラ、ウニ、サケ、ボタンエビの豪華ドンブリ。
しかも、またまたカニさん登場。
「カニが、仲間を連れて追い討ちをかけたきた!」
食べきれません今日も惨敗。でも幸福。
みんなお疲れ、夜の宴会も中止。ピーター体のあちこち痛そう。
三日目
朝食は、同建物の地下でビュッフェ。牛乳がうまい。腹いっぱい。
体が重いせいか、昨日より遅い出発。午前から東側斜面で滑ることに。
さすがはピーター、昨日とは見違えるほど上達している。
そこで昼からは、くまとやんにしで、頂上制覇に挑む事とした。
ゴンドラを登りコース図と睨めっこ。
どうやら直接頂上に行くことはできず、3本ある上級者コースのどこかを通ってシングルリフトへ行く必要があることがわかった。
無難に最も難易度が低そうな圧雪バーンをすべることにした。
しかし、北海道は敷居が高い。上級者コースは半端じゃなかった。崖のような馬の背バーン。
ミスカービングしたら、どこかへまっ逆さまだ。
途中に「合流危険!」の標識があったが、今いるコース以外にコースはない。。?
しかし、この謎が解けるのもそう時間はかからなかった。
シングルリフト、怖い。
頂上到着、3時を廻っていただろうか?日は少し傾いていた。
そこにあるのは崖。くま、いつものように真直ぐ崖に突入。
崖を降りきる(落ちきる)と、さっきの標識のところに出た。
下から見たら壁にしか見えなかったけど、立派なコースだったのね。。
頂上と上級コースを制したくまとやんにしは、みんなと合流。
(3人ともずっとこのコースで飽きないの?)
最後は、貪るようにDHさながら、何本も滑りまくった。
カニとの戦いに連敗してきた我々は、牛退治でうさばらしすることにした。
今日の夕飯は、焼肉食い放題だーー。ワンバン飲み過ぎ。
もう食べれません。肉の匂いをかぐのもイヤです。。
って、防寒着に肉の匂いがぁぁ。自宅に帰るまで匂いつきでした。
最終日
昨日の夜から大雪らしく。帰り便飛ばないかもと心配したが、なんとか飛ぶもよう。
ゲレンデは、圧雪作業後の降雪で、新雪が30cm以上積もって、クロスカントリスキー状態。
とても、シュプールを描ける状態じゃない。「今日、帰りでよかった。」
電車を待つホーム。雪の結晶がちらつく。
「ピーターが、スキーをはじめてくれると嬉しいよ!」
「やりません。自分にはスクートがありますんで。」(爽やか笑顔でキッパリ)
あんなに親身になって教えてあげたのに。。(T_T)
雪山に少し未練はあるが、まあ満足、充実した旅だった。また行きたい。